ポートフォリオを計画的に作成するために
エンジニアとして働きたいなら避けては通れないポートフォリオ制作。
私も独学でphpを学習した後に簡単なSNSサイトを作成してみましたが、散々な出来栄えだった…
何も考えずコード書き始めたせいで、
実装し始めてから「なにかイメージと違う」となって書き直したり、
次々と新しい機能を付け足した挙句、結局完成せず…まるでサクラダファミリア。
この度、再度ポートフォリオ作成にチャレンジしようと思ったので、
要件定義について調べたことをメモ。
要件定義の3つのステップ
要件定義の説明をするにあたり、「要件」と似た「要望」「要求」という2つの言葉も交えて説明。
- 要望:ユーザーの願望(〇〇だといいな)
- 要求:要望を具体的に表したもの(□□を△△したい)
- 要件:要求を解決するためのプロダクトやサービスの案
さらに「定義」という言葉を「明確にする」という風に読み替えると以下の3ステップに分解可能。
- ヒアリング:ユーザーの要望を確認する
- 要求定義:要望を明確化する
- 要件定義:要求を解決する策を明確化する
ヒヤリング
ポートフォリオ作成では自身の要望や、周囲の人の要望からテーマを決める。
要求定義
要望を5W1Hで明確化する。
- What: 求めるもの
- Who: 求めている人
- Why: なぜ必要なのか
- Where: どこで使うのか
- When: いつ使うのか
- How: どのように使うのか
要件定義
要求を解決する策を5W1Hで明確化する。
- What: どういった機能を実装するのか
- Who: 誰が行うのか
- Why: なぜその機能が必要なのか
- Where: どこまで作るのか(完成度)
- When: いつまでに作るのか(納期)
- How: どのように実現するのか(言語やライブラリ)
要件定義を始める前に
まずは現状を正確に把握すること。 要求に対して正しい要件を定義できなければ、独りよがりなプロダクトになってしまう恐れがある。
その他使えるツール
- 用語集:複数人で設計を開発を行う際に認識のズレを起こさないためにも必要